なんでダメなのか知りたい。
今回はそんなお悩みにお答えします。
この記事を読むことで
- 幼児期の英会話は本当に意味がないのか?
- 幼児期からの英会話スクールのメリットとデメリット
- 幼児期からの英会話スクールを無駄にしない方法
が分かります。
コンテンツ
幼児期からの英会話は本当に意味ない?
私はこれまで3歳から12歳までの英会話スクールに勤務しており、300名以上の子どもたちを見てきました。
その経験から思うことは「幼児期からの英会話スクールは意味がある」ということです。
「いやいや。働いていたからでしょ?」
と思うかもしれませんが、これにはちゃんとした理由があります。
そこでまず、幼児期の英会話スクールが意味ないと言われる理由(デメリット)についてお伝えします。
幼児期の英会話が意味ないと言われる理由
幼児期の英会話が「意味ない」と言われる理由は『それだけでは英語が身に付かない』からです。
週1回1時間では圧倒的に時間が足りない
あなたが「幼児期から英会話に週1回1時間通わせたら将来ペラペラになるだろう!」と思っているなら『幼児期からの英会話スクールは意味ありません』
なぜなら「圧倒的に時間が足りないから」です。
幼児期の英語習得には『大量の英語のシャワーが必要』です。
じゃぁこれがどのくらいの時間必要なの?と聞かれると、3,000時間や20,000時間など様々な意見があり、また子どもの性格によっても変わってくるので一概には言えないんです。
ただいくらスポンジのように吸収できる子どもたちでも週1回1時間では無理です…悲しいけどね。
しかし、英語がペラペラになれなくても幼児期から英語教育するメリットはあります。
幼児期からの英会話:メリット
幼児期の英語教育のメリットは3つあります。
- リスニング力がつく
- 英語に対する抵抗がない
- 勉強ではなく環境で身につく
それぞれ深掘りしていきます!
メリット1:リスニング力がつく
メリット1つ目は「リスニング力がつく」です。
人間は成長の過程で『必要ないと判断された音は聞き取れないようになります。』
例えば、日本語にはない「R」と「L」の違いが日本人は苦手ですよね。
これは日本語にない=これまで使っていなかった音なので聞き取れないようになってしまっているんです。
また絶対音感も幼少期からやらないと大人から身につけるのは難しいです。
そのため幼児期からやっておくことで、日本語にない音も聞き取れ、リスニングや発音にも効果があります。
メリット2:英語や失敗に対する抵抗がない
メリット2つ目は「英語や失敗に対する抵抗がない」です。
小学生でも英語が必修科目となりましたが、
「恥ずかしくて英語を話したくない」
「間違ってたら嫌だから話したくない」
という子もいます。
小学生と比較すると幼児期であれば比較的恥ずかしがらず積極的に取り組むことができます。
また小学生にあがった時に「他の子どもたちよりも英語が分かる」ということが自信に繋がり、勉強の意欲にも繋がるというメリットもあります。
メリット3:勉強ではなく環境で身につく
メリット3つ目は「勉強ではなく環境で身につく」です。
私たちが英語を勉強する時は、必死に単語を何度も書いて暗記しましたよね。
ですが、幼児期の英語学習はその必要がありません。
幼児期は赤ちゃんが日本語(母国語)を習得する時と同じやり方で英語を習得していきます。
赤ちゃんがパパやママの会話をたくさん聞いて、徐々に話せたように英語のシャワーをたくさん浴びることで少しずつ話せるようになります。
学生になってから必死に勉強するより、早いうちから英語に触れさせることで勉強のハードルを下げることができるという効果があります。
無駄にしない方法:英会話+おうち英語
英語を身につけるには、いくら幼児期の子どもでも時間が必要です。
そのためおうちでも英語環境をできるだけ作ってあげましょう!
・英語の音楽をかけ流す
・英語の絵本を読む聞かせ
・アニメは全て英語
・英語のフレーズを覚えて話しかける
・英会話スクールの回数を増やす
これらのことをやるだけでも全然違います。
大切なのは毎日やることです!
幼児期からやって英語と日本語混ざらない?
幼児期から英語と日本語をすると「混ざったらどうしよう」と思う方もいるかもしれませんが、その可能性は低いです。
なぜなら日本に住んでいる限り、圧倒的に英語の時間が少ないからです。
また小学生になれば国語の時間に学ぶため過度に心配する必要はありません。
幼児期の英会話スクールは意味があります
今回は
- 幼児期の英会話は本当に意味がないのか?
- 幼児期からの英会話スクールのメリットとデメリット
- 幼児期からの英会話スクールを無駄にしない方法
についてお伝えしました。
結論『幼児期の英会話スクールは意味があります』
あまり必死になりすぎず、親子で楽しみながら英語環境を作っていきましょう(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑