有毒植物であるイヌサフランを誤食した夫婦が食中毒で緊急搬送されました。
・イヌサフランに含まれている毒とは何か?
・有毒植物イヌサフランを食べるとどうなるのか?
・イヌサフランに似ている植物とは?
についてご紹介します。
有毒植物イヌサフランに含まれている毒は何?
イヌサフランとはユリ科の植物で原産ヨーロッパ中南部か北アフリカが原産と言われています。
秋には可愛い花が咲きます。
花びらがピンクで綺麗ですよね。
綺麗な花を咲かせるイヌサフランですがコルヒチンという毒性の強い物質が含まれています。
一体イヌサフランを誤食してしまうとどんな症状が出るのか?続いてはイヌサフランの中毒症状についてご紹介します。
有毒植物イヌサフランを食べるとどうなる?中毒症状は?
イヌサフランを誤って食べてしまった場合どのような中毒症状が出るのか気になりますよね。
こちらが主なイヌサフランの中毒症状です。
・嘔吐
・下痢
・皮膚の知覚減退
・呼吸困難
重症の場合は死亡することもある危険な植物なんです。絶対に食べないよう注意しましょう。
イヌサフランに似ている植物は?
イヌサフランに似ている植物を球根と葉に分けてご紹介します。
イヌサフラン:球根が似ているもの
球根が似ているという理由で誤食してしまったケースがこちらです。
・にんにく
・玉ねぎ
・ジャガイモ
確かに球根だけをみると玉ねぎにそっくりですよね。
球根は秋に出回ることが多いのです。特にお子様には注意が必要です。またキッチンの近くには置かないようにしましょう。
イヌサフラン:葉が似ているもの
【注意!】有毒植物であるイヌサフランをギョウジャニンニクと誤食した死亡事例が発生しました。家庭では食用の植物かよく確認して植え、それ以外の植物を食べるのはやめましょう。詳細はこちら⇒https://t.co/cyaa8pJx5K pic.twitter.com/FNUxH40t7h
— 消費者庁 (@caa_shohishacho) June 24, 2016
イヌサフランの葉は以下のものと間違えて誤食してしまうケースがあります。
・ギボウシ
・ギョウジャニンニク
イヌサフランの葉は春に山菜と勘違いし誤食してしまうケースがあるため注意するようにしましょう。
イヌサフランに含まれている毒や中毒症状は?似ている植物もまとめて紹介!まとめ
イヌサフランは他の植物と勘違いし誤食してしまうケースが発生しています。
誤って食べてしまうと最悪死に至るほど危険な植物です。
食用か判断できない場合は群馬県が呼びかけているように「採らない、食べない、売らない、人にあげない」ように気をつけましょう。