オンライン英会話をやってるんだけど最近子どもが嫌がる。
無理やり押しつけるのは良くないだろうし、どうしたらいいんだろ。
そんなお悩みにお答えします。
わたしもスクールマネージャー時代「最近子どもが嫌がる」「英語が楽しくないと言ってる」というご相談をよくいただきました!
そこで今回はこれまで英会話教室のスクールマネージャーとして全6校約300名以上の子どもたちと触れ合ってきた経験から
子どもが英語を嫌がる7つの理由
親ができる6つの対処法
やってはいけない3つの対処法
【嫌がる理由別】スクール選びのポイント
についてご紹介します。
コンテンツ
子どもが英語を嫌がる6つの原因
わたしが英会話スクールで働いていた時も大半の子どもたちが一度は「英語やだ〜」「やりたくな〜い」と言っていました。
それでは実際どんな原因が多いのか、まずは英語を嫌がる6つの原因をご紹介します。
原因1:英語がわからない
1つ目の原因は『英語が分からない』
大人でも英語が分からないとやりたくないなぁという気持ちになりますよね。
普段使っている日本語とは違い、「上手く言いたいことを伝えられない。」「相手の言っていることが分からない。」という状態が子どもにとってはもどかしく嫌になってしまう原因になります。
原因2:他の遊びをしたい
2つ目の原因は『他の遊びをしたい』
例えば、
子どもが大好きなアニメを見ていたり、おもちゃで遊んでいた時にそれを中断して「英語の時間だよ〜」と言われても「もっと遊んでいたいのに!」となってしまいますよね。
親の声かけのタイミングも重要です!!
原因3:先生が合わない
3つ目の原因は『先生が合わない』
子どもの性格もそれぞれなので、先生の合う合わないは当然あります。
静かで人見知りなのにいきなりウェイウェイとテンション高めで来られても大人だって「あ。ちょっときついな」って思ってしまいますよね。
お子様の性格に合わせた先生選びをしてみましょう!
原因4:飽きてしまった
4つ目の原因は『飽きてしまった』
子どもの集中力は小さい子ほど続きません。
特に幼児はすぐに飽きてしまうので受講時間の長さやプログラムの豊富さも重要です!
原因5:イヤイヤ期
5つ目の原因は『イヤイヤ期』
これは幼児の場合ですが、年齢によってはイヤイヤ期ということもあります。
泣いて嫌がるのを無理矢理押し付ける必要はないので、徐々に徐々に慣らしていくようにしましょう。
原因6:プレッシャーになっている
6つ目の理由は『プレッシャーになっている』
大人でもプレッシャーがかかる仕事があると「嫌だな〜行きたくないな〜」と思ってしまいますよね。
それと同じで、「聞かれたら答えなきゃ!」「間違えないようにしないと!」という気持ちが強い子はプレッシャーが辛くて辞めたくなってしまいます。
【原因別】親ができる6つの対処法
それでは、先ほどの原因を踏まえて『親ができること』は何なのか?
対処法1:普段から英語を取り入れる
1つ目の対処法は『普段から英語を取り入れる』です。
これをやる理由は英語が身近なもの。あるのが普通と思ってもらうためです。
例えば、
・アニメを英語で見てみる
・英語のボードゲームをしてみる
・曜日や天気などの簡単な単語を壁に貼る
など普段から英語に触れるような環境がいいです。
これにより
・英語への抵抗感が減る
・英語が習得しやすくなる=英語が分かる=楽しくなる
という効果があります。
1:英語が分からない
4:飽きてしまった
5:イヤイヤ期
対処法2:先生を変える
対処法2つ目は「先生を変える』です。
お子様の性格や英語レベルに合わせて先生を変えるというのも一つの手です。
例えば、
・英語が全く分からない子であればバイリンガルの先生にお願いして日本語でもフォローしてもらう。
・女性の先生の方が話しやすい子は女性の先生。
・小さなお子様であれば大きい先生は怖い。という子もいるのでなるべく小柄な先生
などがあります。
2:英語が分からない
3:先生が合わない
対処法3:授業を受ける環境を変える
対処法3つ目は『授業を受ける環境を変える』です。
これは先ほどお伝えしたように
・レッスン直前にテレビやおもちゃで遊ぶことをストップさせないよう事前の声かけ。
・レッスン中に気が散らないように余計なものを周りに置かない。集中できる環境を作ってあげる。
ということも大切です。
2:他の遊びをしたい
5:イヤイヤ期
対処法4:休会or頻度を減らす
対処法4つ目は『休会または頻度を減らす』です。
特にイヤイヤ期のお子様はそう簡単にコントロールできるものではないですし、親も毎回嫌がられたらしんどいですよね。
そんな時は「思い切って休む!」「頻度を減らす!」というのも良いと思います。
また休会している間もなるべく子どもが楽しめる形で英語に触れさせてあげましょう!
5:イヤイヤ期
休みすぎてしまうと今度は英語が習得しづらい、復帰するきっかけが難しい。という問題がでてくるので休みすぎは注意!
対処法5:頑張りを褒める
対処法5つ目は『頑張りを褒める』です。
褒め方のポイントとして、
『結果ではなく、それまでの過程や努力を褒める』ようにしましょう!
例えば
「頑張って答えようとしてたね」
「先生と楽しくお話しできたね」
など「上手だね」「すごいね」よりも具体的に褒めることで、子どもにも伝わりやすくなり、また頑張ろう!と思ってくれるようになります。
1:英語が分からない
4:飽きてしまった
5:イヤイヤ期
6:プレッシャーになっている
対処法6:スクールを変えてみる
6つ目の対処法が『スクールを変えてみる』です。
そもそも選んだオンライン英会話が子どもに合わなかった可能性もあります。
- 子どもの英語レベルに合っているか
- 先生に合っている先生か
- プログラムは単調でないか
- 子どもが楽しめるような内容か
など色んな視点で再度検討してみましょう。
全てに効果あり!
【NG】やってはいけない対処法
反対に『やってはいけない対処法』もご紹介します。
NG対処法1:無理矢理やらせる
1つ目のNG対処法は『無理矢理やらせる』です。
嫌なことがあるのにそれを無理にやらせようとするのは逆効果です。
それにより英語への苦手意識が強くなってしまう可能性もあります。
まずはなぜ嫌なのか?話を聞いてあげましょう!
NG対処法2:マイナスな声かけ
NGな対処法2つ目は『マイナスな声かけ』です。
「何で分からないの?」
「ちゃんとやって」
などついつい出てしまいますね。
ですが、マイナスな声かけは子どものやる気を低下させ、自己肯定感も下がってしまいます。
言いたくなりそうになったら、一旦深呼吸しましょう!
NG対処法3:他の子との比較
NGな対処法3つ目は『他の子との比較』です。
大人でも「あの子はできてるのに何であなたは〜」なんて言われたら落ち込みますよね。
誰かと比べず、その子の頑張りを見てあげてください!
【嫌がらないために】スクールの選びのポイント
嫌がらないためのオススメのスクールをご紹介します。
次回のスクール選びの参考にしてみてください。
プログラムが多彩
飽きてしまうのは、プログラムが単調だから。という可能性があります。
特に幼児はなかなか集中力も続かないので1回のレッスンで細かくスケジュールが分かれているようなレッスンがオススメです。
先生を選べる
先生も色んな方がいます。
子どもの性格に合わせて選べる方が、スクール選びを失敗しにくいです。
振替に対応してくれる
子どもの体調が悪いという時や嫌がって言うことを聞かなそうという時に振替対応してくれるのは助かりますよね。
英語をやりたくない理由を理解して子どもと向き合おう!
今回は、子どもがオンライン英会話を嫌がる理由と親ができる6つの対処法についてお伝えしました。
嫌がる理由は主に以下の7つでした。
- 英語がわからない
- 他の遊びをしたい
- 先生が合わない
- 飽きてしまった
- イヤイヤ期
- 子どもの性格に合っていない
- プレッシャーになっている
それぞれに合わせた対処法を試していただき、英語を楽しんで学べるよう応援しています♪