連日交通事故が報道されていますが、そんな中地方独自の交通ルールがあるとSNS上で話題になっています。
そこで今回は
・地方の交通ルール(ローカルマナー)とは一体なんなのか?
・松本走り・名古屋走り・茨城ダッシュなどのルールとはどんなルールなのか
についてご紹介します。
コンテンツ
地方の交通ルール(ローカルルール)とは?
ローカルルールとは日本全国道路交通法によって交通ルールは同じであるにもかかわらず、地方によって慣例になっているルールやマナー違反のことを言います。
そしてこのルールの中には通常交通違反として検挙されるものもあるため各地で問題になっています。
続いては主な地方の交通ルール(ローカルルール)をご紹介します。
地方の交通ルール:松本走り
松本走りとは
長野県松本市で見られている【右折車優先の危険運転のこと】
こちらが説明です。
対向車がいるのに強引に右折▽対向車が左折するすきを見て、ほぼ同時に右折▽ウインカーを出さず進路を変更――などが特徴。松本は城下町で狭い路地が多く、市街地が渋滞しやすいため、強引に急ごうとするドライバーが多いとみられる。
引用:毎日新聞
つまり松本走りとは?
・対向車がいるのに強引に右折する
・左折の隙を見てほぼ同時に右折する
・ウィンカーを出さずに進路変更
とのことでした。
地方の交通ルール:名古屋走り
続いて名古屋走りとは
名古屋の外縁部や近隣市で特に見られる運転方法
こちらが名古屋走りについての内容です。↓
【信号無視】交通信号の切り替わり前後に交差点へ進入する、いわゆる信号残りと呼ばれる事象において、黄信号にあってはためらいなく進入し、赤信号に変わっても状況判断によっては進入することが見られ、名古屋走りの典型例とされている。
【速度超過】道が広いことで速度を上げる車が多い。先の信号が赤になることを理解していても加速して、赤信号で停車するを繰り返す。
【ウィンカーを出さずに車線変更】
【車線またぎ】車線をまたぎ、左右に車線変更を繰り返しながら走行する。車線変更禁止区間でも平然と行う。
【右折フェイント】右折車線または右折車両の待機している車線から追い越しをかけ、信号前後で直進できる車線に割り込む。
【早曲がり】右折をする際に、青信号に変わったら即座に急発進し対向車より早く交差点を抜ける。Uターンする場合も同様。
【右折中の追い越し】先頭右折車が右折待ちである場面で、後続右折車が追い越しをかける。
【車間距離の狭隘】走行中に車間距離が車両一台分以上あると割り込んでくる。また信号による停車中の車間距離もかなり詰めてくることがある。
引用:wikipedia
つまり名古屋走りとは?
・信号無視
・速度超過
・車線変更でウィンカーを出さない
・車線またぎをする
・右折フェイント
・早曲がり
・車間距離を詰めてくる
ちなみにこのルールだけが原因とは断言できませんが愛知県は交通事故死者数が16年連続で全国ワースト1位です。
強引な割り込み動画がこちらです↓
地方の交通ルール:茨城ダッシュ
続いては茨城ダッシュです。
茨城ダッシュとは
信号待ちで信号が変わったると対向車がくる前に右折することを言います。
これも一つ間違えば大事故に繋がりかねませんよね。
地方の交通ルール:山梨ルール
山梨ルールとは山梨県で見られるローカルルールです。
・右折優先
・速度超過が普通
・信号が黄色・赤であれば突っ込む
・ウィンカーを出さない
という特徴があるようです。
地方の交通ルール:伊予の早曲がり
伊予の早曲がりとは愛媛県内で見られるローカルルールです。
こちらも
右折優先で、信号が青になった瞬間に右折する
というルールのようです。
地方の交通ルール:播磨道交法
播磨道交法とは兵庫県播州地方における道路交通のローカルルールと言われています。
こちらも
・信号が青になった瞬間に右折する
・割り込みの頻発
・ウィンカーを直前まで出さない
・横断歩道にいる歩行者を無視する
という特徴があるそうです。
地方の交通ルール(ローカルルール)一覧|松本走り・名古屋走り・茨城ダッシュとは?まとめ
今回は危険な地方の交通ルール(ロカールルール)をご紹介しました。
こちらは一部ですが、各地で独自のルールがあるようです。
もちろん全員がこの運転をしているわけではありませんが、そうなると何のための交通ルールなんでしょうか。
このようなルールを厳しく取り締まらない限り今後も事故につながることは間違いないと思います。
ドライバーも緊張感を持って運転しなければならないと改めて感じますね。